Dトラッカー125のウィンカーが折れたから、キタコのワレンズつけた | iven works

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ないなら作ればいいじゃない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

キタコのワレンズ。ウィンカーが折れちゃったDトラ125につけます。

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1ヶ月くらい前ですか。

父のDトラの横を歩いてたら、ウィンカーが折れました。

ん?コートが引っかかっ…ポロリ。あまりにアッサリ折れてびっくり。

 

 

Dトラ/KDX125の純正ウィンカーは折れやすいらしい。

転倒歴が無い我が家のDトラ、ウィンカーが折れたのはこれで3度目。いずれも駐車中。

今までは純正新品に交換していましたが、今回は、折れにくそうな社外品に交換します。

 

 

ウィンカーはキタコのワレンズ、ミニウィンカー。その名の通りレンズが割れにくいらしい。林道を楽しむ方が破損対策につけるウィンカーとして人気っぽいです。純正が片側3500円くらいするのに対して、左右で2000円以下と激安。

 

 

なお、衝撃を受けるとレンズだけどっか行くらしい。単体で300円。

中型以上のバイクで車検に通るにはウィンカーのレンズ面積がだいたい500円玉と同じくらい必要…とどこかで読みましたが、ワレンズはほぼ500円玉くらいのサイズです。Dトラは原付2種なので関係ありませんが、車検通るのかな。

 

ヤフー知恵袋でも議論があるようですが、純正があるなら戻しとけ、とのこと。

SR400のウインカーの車検について質問です。 - Yahoo!知恵袋

 

 

ギボシ配線なので、折れた純正ウィンカーの配線を加工して、接続できるアダプターを作ります。

 

Dトラのシートを剥がしました。

 

ボルトを外してマフラーガード/ゼッケンプレート的なやつを外すと、シートの固定ボルトが出てきました。そのボルトを外したらシートが取れるかと思いきやびくともせず。ボルトが他にもあるのかとシュラウドも外してみましたが、シートがタンクについてるフックに引っかかってただけで、軽くこじりつつシートを後ろへずらしたらとれました。シュラウドは関係なかったのでそっと戻す。

 

 

配線がインナーフェンダーの裏側にバンドで固定されています。

画像上がテール側。すでに抜かれているコネクタがウィンカー。左右色違いです。爪を押して外しました。ちょっと硬かった。

 

テール側のウィンカー配線はインナーフェンダとシートレールの間を這っていて、外しにくかったのでテールカウル?も外しました。書類入れの中に六角レンチで止まってる。

 

 

ちなみに、ワレンズのランプは5.5W。外した純正バルブは10Wって書いてあります。特にトラブルは出ないらしいのでそのまま使います。純正バルブは口金が大きくてワレンズには入りませんでした。

 

私は工具収集家?なのでこういうときに便利な工具はもう手元にあります。

フジ矢のワイヤーストリッパー。これ、一度使うと手放せません。被覆が一瞬で剥けますわ。「にょき!」って感じ。モノタロウからもっと安いのも出てます。

 

 

あとギボシ用の圧着ペンチ。

 

 

ウィンカーの純正コネクタなんかを使う場合には、もう一回り小さい精密圧着ペンチがあると便利っぽいです。Arduino工作のために持っています。

 

 

この手の電工ペンチ、適合するコネクタ端子のサイズが素人目によくわからんのでややこしい。端子の実物があってノギスで測れるなら良いんですが、大雑把に最初に買ったギボシ用で間に合わない寸法のが有ればいいかー、って感じで買いました。

 

SV400Sのウィンカーを移設したときには持ってなかったので、ラジオペンチとハンダで固めてたんです。けど、ハンダは経年で割れて接触不良の原因になる?とか議論があって不安なのと、いちいちはんだごてを出す必要がないので圧着のみでやっています。作業場所にAC電源引っ張ってくるのが面倒。

 

近所のホームセンターで買っておいたエーモンのギボシ端子と、純正ウィンカーに入ってた保護チューブ?も流用して、ホイホイっと配線をつくりま…ってアーッ!!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

アーッ! #ギボシと和解せよ

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スリーブを入れ忘れました。

後から入らないかと頑張りましたが、固くて入りません。しかたなく切り落として新しい端子使いました。

以前、アストロプロダクツで買ったギボシは安い上にスリーブが後からでも入るので、今後はアストロで買うかも…。

 

どうなんでしょうね。本来はキツキツの方が腐食が遅かったりしそう。絶縁目的ならアストロので十分かな。

 

 

ワレンズの光源はLEDじゃありません。だから配線の極性は無視して良いはずですが、ちゃんとギボシはオスメスが分けられています。作ったアダプターもプラスっぽい明るい色の配線をカバー付にしました。配線図がないしテスタ当ててもいないので逆かもしれん…。

 

電流が流れてくるプラス側がうっかりボディアースや、変なところに触れてショート、漏電しないように、プラス側をカバー付にするらしいです。

 

スリーブ忘れ事件で片方短くなってしまいました。抜くときにある程度は長さがあったほうが断線リスクが少なそうなので、ギボシのスリーブ抜き差しに必要な量より多めに残しています。黒いカバー付きの部分はがそういう感じ。あと2本つながるところはバラけない方が見た目がきれい。シート裏で目立たず、配線が動くこともない場所なので無視して良かったかもしれません。

 

この時点で点灯テストして、無事に光ったのでOK。

ギボシ端子はきちんと奥までさそうね。簡単に繋げるようで、気をつけないと奥まで刺さりません。

 

 

もともとのウィンカー取り付け部分を使ってM6x20mmのボルトで固定しました。ワレンズは配線が露出しているのが怖いので、在庫してた細めのスパイラルチューブを巻いておきました。紫外線で劣化するのが多少マシになるやもしれません。ぶらぶらしてると根本がもげそうなので、配線自体はタイラップで軽く固定。

 

純正よりだいぶ小さくなりました。

横を歩いて折れることはまず無さそう。

車体からはほぼはみ出しません。

純正の制振目的?のゴムブッシュが入りっぱなしなのですが、ふつーのワッシャかまして固定してしまいました。ネジの締結力が部分的に伝わる形になるゴムブッシュは、そのうち割れたり変形したりしそう。

光り方は純正より少し暗くなりました。LEDにでもしましょうかね。

シートの外し方から探りながら作業して、だいたい2時間でした。

 

ではまた。