最強の「非電動」ママチャリを作るゾ (1) Charge Grater 1 Mixteとは? | iven works

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ないなら作ればいいじゃない。

 

さて、買ってきたママチャリのベース車です。

チャージバイクスのグレーター1 ミキストといいます。

 

細かく観察していきましょう。

 

 

何にせよ特徴的なのは、この低く、たくさんパイプの通ったフレーム形状。

トップチューブ?にあたるパイプが湾曲しています。

 

購入当日は電話で取り置きをお願いして、自宅から25kmほど離れたavelo bike storeさんから乗ってきたのですが、このフレームがそこらのママチャリとは比較にならない剛性感。安いママチャリなんか立ち漕ぎするとグニャグニャ変形するのですけど、体重65kgの私では余裕でした。XSサイズでハンドルが近すぎて死ぬかと思いましたが。

 

ちなみに製造は台湾らしい。

 

さておき期待通りだ、コレは進むぞ。

流石にホリゾンタル、スローピング系のフレームには及びませんが、この外観でこんだけ進めば大満足です。

 

 

ところでおかんの身長は158cmですが、ついているクランクは170mm。

フレームサイズに合わせてせめて165mmとか使ってくれれば良いのですけど、コストに見合わないんだろうナ…。

 

このクランクは交換予定です。

 

 

で、今ちょっと悩んでいる原因がこのフレームの集合部分。
 

 

EscapeR3で160cm女子の自転車を組んだときに大変気に入ったディズナのラ・クランクにして155mmあたりに…と目論んだのですが。

両サイドにはみ出たフレーム、そこそこ幅があるのです。Qファクターが狭すぎてフレームに当たるカモ?

こんどエスケープを改めて測らせてもらおっと。

 

(コレね)

 

 

標準装備は外側へクランクアームが逃げているトルバティブのMTB系クランク。

先ごろR7000系になった新型シマノ・105で160mmのクランクが出る…なんて噂が出たので、ショートクランクも盛り上がるかしら。

ちょっと期待。

 

ペダルはゴム付きのがついてますが、フツーのスニーカーで乗るでしょうから、踏み面が大きく、ゴム底に程よく食い込むデカペダルが良い気がします。毎度のシュアーフットスリムにしようか。

 

余談ですが、先日読んだマイク・バロウズさんの著書で、平均的な成人男性の適正クランク長は120~150mmって説を目にして興味部下買ったです。ジャイアントMCRやロータスのTTバイクで有名なデザイナー。

 

 

この本、もし英語の勉強している自転車好きの、理系高校生とか居たら非常にオススメしたい一冊です。

興味がある内容の文章に出会った時ほど英語やるチャンスはありません。届いたら表紙が違ったり、輸入されてくるんで数万円なんてとんでもない値段になってる時がありますが、時期によって3000円せずに買えます(買いました)。

 

タイミングよく親にオネダリしよう!!


 

ところで、駐輪して気づいたらチェーンが落ちていたので、運用を考えると両側にガードがあるチェーンリングにしてしまいたいところ。

コレ、引っ掛け直すだけだけどさ、ママチャリユーザーにとって「チェーン落ち」って一大事件ですからね。引っ掛け直すだけなんだけど。

 

標準装備かお店のご厚意か定かではありませんが、チェーンウォッチャーがついてました。残念ながら効いてない…

 

ちなみに、ブレーキワイヤはBB下ではなく、トップチューブの下にフルアウターで通されます。

フロントディレーラは用意されず、フレーム形状的にも考慮されていない気がします。

 

ハンドル周りは若干湾曲したフラットバー。

 

 

サイズが全く合ってない私が乗った印象ですけど、700cの割にクイック。25km/hくらいまでは軽快で良い。

30km/h超えて長い下り坂を更に加速するような使い方をするとフラつくような感触があって怖い。そんな乗り方しないので全く問題ないし、低速で軽快なのは歓迎。

 

ただ直進安定性が良いロードバイクに乗り慣れてるとビックリしますね。そこそこ重いであろう700x32Cのタイヤ、ホイールがブン回ってる感じがあんまりしませんでした。ただ実際にハンドルとられるかというとそうでもない…。私の問題かもしれません。

 

シートチューブの左右を通るパイプはそれぞれ接続されています。

フレーム構造からしてBB周辺の横剛性は嫌でも上がりそうな印象ですが、どうかしら。

 

 

身長158cmのオバサン(母)でも余裕でまたげました。

 

乗車姿勢は、一旦こんなもんで様子を見ようと思います。

が、前後にカゴがくる都合で、乗車位置はアタリをつけておく必要はありそうですね。

 

 

新車ピカピカな駆動系。

アセラの8速。スーパーの駐輪場で雑に突っ込まれてガチャガチャされたり、風で倒れたりするでしょうから、ディレーラーガードは必要。

 

 

タイヤはchargeのcoasterなるものを履いていますが、KENDAのロゴも入ってるのでOEMのようです。

700x32C、すり減ったら28C化しても良いかも。それまではコレで。

 

前後のブレーキはレバーも含め、プロマックスのショートアームV。

 

ブレーキレバーがカチャカチャ言って触り心地が安っぽいのですけれど、実際安いので文句ありません。個人的にはシマノのやつにかえたい。3000円くらいのレバーでも触り心地がちゃんとしてんだよなぁ…。

 

 

現状のプロマックスも機能的には問題なく必要十分に効く印象ですが、母の体重・握力と組み合わせたときにどうなるかは、慎重に検討したいところ。

 

私自身の印象では「Vブレーキならこんなもの」ですが、相手は初老の女性ですから、今までのママチャリの感覚からするとガツンと効くでしょう。あんまり前向きに検討したことがありませんが、今回はパワーモジュレータをいれるのも、安全かもしれません。

 

 

前後ホイールはごく一般的な感じです。ご覧の通り、フロントフォークの先端にはフェンダーダボのみ。後ろはキャリアダボがあります。

ハブは特に銘柄もなし。

 

ライトに最近twitterで話題のシマノhilmoを使ってみようかと思っていて、フロントホイールは贅沢にもアッサリ交換しちゃおうかと。

ホイール組むか、面倒なので組んであるやつを買うか。一応、吊るしがあるんですわ。

 

 

 

 

 

サドルもチャージ。そこそこ幅が広い快適系。

そのままでも良さそうだけど、快適性については長い目で様子見します。

 

シートステーの付け根にキャリアダボがあるんですが、ブレーキワイヤと干渉したり少々面倒臭そうな配置です。

カゴをつけねばならんからなー。

 

さて、ざっと全部眺めました。

寸法確認が必要そうな部品以外は発注して、次回以降は組み立てレポートかもしれません。

ではまた。